あなたの肌荒れはどのタイプ?原因を知ることがスキンケアの第一歩

【知るから始めるスキンケア】そのスキンケアは肌荒れを悪化させていた?あなたに合わせた肌荒れ対策とは

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肌が荒れているとメイク乗りも悪くて鏡を見るのも嫌になってしまいますよね。

「こんな肌じゃ人に会いたくない...」
とどんどん億劫になってしまうもの。

いざスキンケアに本気を出そうとしても何が正しいかわからず過剰なスキンケアになっていませんか?

自分にあったスキンケアをわからないままだと使えないケア用品ばかりが増えてしまいます。

正しいスキンケアをするために、まずはあなたの肌の状態をしっかり把握することが重要です。


その肌荒れ、バリア機能の低下かも?


そもそも肌には、外からの攻撃に対してバリアの役割をもつ機能があるって知っていますか?


肌のバリア機能とは? バリアの役割を担っているのは肌の層の中でも一番外側にある「角層」という部分。

外から異物が入り込んでくるのを防いだり、攻撃から身を守ってくれます。
さらに、体内の水分が逃げていかないようにする蓋の役割も担っています。


私たちを守ってくれるこの角層も、実は簡単なことで破壊されてしまいます。
角層は冬場の外気やエアコンなどの乾燥にとても弱いのです。

さらにかゆみから肌を掻いてしまいがちな人もそれによって角層は破壊されていきます。
バリアの役割を果たす角層が破壊されると、いわゆる「荒れやすい肌」が出来上がってしまいます。

現れやすい肌荒れ症状としては以下が挙げられます。


赤み

鏡で自分の顔を見つめている女性

顔が赤らむのも「荒れ」の症状の一つです。
炎症の類かと感じるかもしれませんが、それ以外にも原因があります。


炎症

顔の皮膚が赤らむ原因として、ポピュラーなのはやはり炎症です。

原因は皮脂の過剰な分泌。
過剰に分泌した皮脂は肌の上に残りすぎてしまい、空気に触れると酸化します。

酸化した皮脂は皮膚の常在菌(皮膚の健康を守ってくれる菌)と相性が悪く、反応を起こして炎症を引き起こしてしまうのです。


ワンポイントアドバイス! 炎症を抑えたいあなたにはビタミンC誘導体配合のスキンケア製品がオススメ。

ビタミンC誘導体には皮脂が過剰に分泌するのを抑制する効果があります。
皮脂が原因の炎症の場合、強い効果を示してくれますよ^^

乱れたターンオーバー

通常の肌のターンオーバーは約6週間周期。
その周期が乱れると肌の層が崩れ、バリア機能は低下してしまいます。

バリア機能が低下した肌は外的刺激の格好の的。
ちょっとした刺激でも赤らんでしまいます。

その原因は、偏った食事やストレス、寝不足など。

ワンポイントアドバイス! ターンオーバーが乱れているなら洗顔料は酵素配合のモノがオススメ!

合わせてピーリング化粧品も使うことで肌に残ったいらない角質も取り除きましょう。
規則正しいリズムとバランスのいい食生活も肌のサイクルを整えてくれますよ😊

薄くなった皮膚

皮膚が薄くなると通常見えない毛細血管が浮いてくるせいで肌が赤くなっているように見える場合があります。

鼻や頬は顔の皮膚の中でも特に薄いので赤く見えやすいです。

原因は肌を強くこすりすぎていること。
洗顔やマッサージ、ピーリングなど一見肌のために行っていることも力加減や回数を誤ると逆効果。

肌が徐々に削れていき、薄くなることで毛細血管が見えやすくなってしまいます。


ワンポイントアドバイス! まずは洗顔の方法を見直してみよう!
複数回洗顔をしているなら回数を減らしてみてもいいかも。

洗い方はゴシゴシじゃなく、優しくなでるように。
刺激の軽い洗顔料や化粧水を選ぶのも改善のポイントですよ^^

ブツブツ

鏡を見ている女性

触れるとザラザラとした感触の肌。
鏡を見るとブツブツ。

これは立派な肌荒れです。


原因

肌のブツブツの正体は黒ずみ毛穴。
その原因は毛穴に汚れや皮脂が溜まって黒くなっていることです。

赤みの部分でも書きましたが、皮脂は空気に触れると酸化します。
その酸化した皮脂にホコリ・メイク・汚れ・古くなった角質などがくっついていきます。

これらは固まると、茶色く変色して毛穴の出口に詰まります。それがブツブツです。


ワンポイントアドバイス! 皮脂や汚れを溜め込まないようにするのが、一番大事!
皮脂に吸着して取り除くクレイウォッシュ洗顔料がオススメ。

肌のザラつきを改善するには粒子の細かい洗顔料を使うのが良いです。

吹き出物やニキビ

唇のできものを手鏡で見る女性

肌荒れと言えば、一番最初に頭をよぎるのが吹き出物やニキビ。

寝不足や生理前にはセットと言っていいほど、悩みの種ですよね。


原因

10代と20代以降で違う吹き出物の原因。
10代のほとんどは過剰に溢れた皮脂が原因ですが、20代の場合はほとんど生活習慣。

あなたも思い当たる節は多いのではないでしょうか?

皮脂が多く出やすい場所でなくても荒れやすい大人の肌。
皮脂の多い額などよりも乾燥したアゴなどに出来やすいのが大人ニキビの特徴です。


ワンポイントアドバイス! 生活習慣が原因の大人ニキビは、根本から生活習慣を変えるしかありません!
心身ともに感じている不調が肌の状態として現れます。

出来るだけ、そこを整えたうえで行うスキンケアだけが効果を発揮します。
まずは急がずに夜更かしの回数を減らしたり、リフレッシュできる休日を一日作るところから始めましょう^^

スキンケア化粧品の正しい使い方

スキンケア化粧品を使うときは、
「優しく丁寧に」が基本。

肌に浸透させようとするあまり、力を入れて擦り込もうとするのはダメです。

擦るのではなく「押し込む」の方が表現としては近いかもしれません。

肌になじむように「優しく」「丁寧に」「押し込む」

両頬に手を当ててスキンケアをしている女性
これを意識するだけでスキンケア効果は格段にアップします。

そもそもの認識違いがない様に伝えておきますが、スキンケア化粧品は「肌荒れを治す薬」ではありません。

あくまで肌の健康をサポートするのがスキンケア化粧品。

正しい方法で使えば、あなた自身が元々持っている再生能力を存分に発揮できる肌環境が整っていくはずです。


メイク用化粧品の正しい使い方


あなたを綺麗にしてくれるはずのメイク道具は、時に肌荒れの原因になってしまいます。

肌荒れをしないためのメイク、その為に重要なキーワードは「清潔」です。

肌荒れに悩むあなたはもしかして、スポンジやブラシを洗わずに繰り返し使用していませんか?

肌やポーチ、ドレッサーなど、至る所に触れた道具は決して清潔とは言えません。

それらが清潔でないまま肌に触れることは肌荒れの大きな原因の一つなんです。

使用したメイク道具は汚れを落としてから保管しましょう。
あなたの肌荒れはそれだけで解決するかもしれません。

転がるメイク道具たち

また、日焼け止めやメイクは朝から塗ったまま一日を戦うことも多いでしょう。

疲れて帰った一日の終わりにはメイクを落とす時間を充分に確保できていないのではないでしょうか?

充分に落とし切れず、肌に残ったメイクは汚れの蓄積となって肌荒れの大きな原因となります。

一日の終わりに肌を清潔な状態にリセットしてあげる事は立派なスキンケアです。


化粧品だけに頼らないで!
身体の中からスキンケア


「いろんなスキンケア化粧品を試したけど全然良くならない!」

そう感じているあなたは生活習慣の改善が第一かもしれません。

どんなに良いスキンケア化粧品を使っていても乱れた生活のダメージは肌に現れます。

今からお伝えすることはどれも当たり前なようで難しいことばかり。

完璧にするわけではなく今よりも少し生活習慣が整えば、肌の調子もよくなるかも?
と、楽な気持ちで聞いてほしいです。

食生活の改善

和食

肌荒れに繋がる食生活をシンプルに言うと、「偏った食事」のことです。

インスタント食品や清涼飲料水など「脂肪や糖が多いもの」

さらに「ビタミンをあまり含んでいないもの」を摂りすぎると肌荒れが悪化します。

偏った食事は肌を酸化させてしまうので、バランスの良い食事を心がけることは肌環境を大きく改善させてくれます。


適切な睡眠をとって

「睡眠不足はお肌の大敵!」

とは良く聞きますが、実際どう大敵なのか知っていますか?

まず肌はターンオーバーという生まれ変わりのサイクルを持っています。

睡眠不足が続くとこのサイクルが狂い、生まれ変わり損ねた古い肌が新しい肌の上に残って肌荒れを引き起こします。

さらに関係しているのが「成長ホルモン」

子どもの頃は「早く寝ないと大きくならないよ!」と怒られたものですが大人になるとあまり気にしなくなりますよね。

大人になると身長の変化は感じにくいですが肌はしっかり成長しています。

それが前述したターンオーバー。

22時から深夜2時のゴールデンタイムに睡眠をとらない人は肌が古くなってしまう可能性が高いので気をつけましょう。


心のストレスを溜め込まないようにする


心が感じるストレスは肌に直接関係なさそうにも思えますが、そんなことはありません。

ストレスから来る身体の変化は代表的なものとして、免疫力の低下血管の収縮
さらに女性の場合は男性ホルモンが増加してしまうという変化が見られます。

免疫力が低下してしまっては肌に必要な栄養素は他を補うために奪われます。

血管の収縮は肌に栄養や酵素を送る道が狭まることを意味しますし、
男性ホルモンの増加は皮脂の過剰分泌に繋がります。

ストレスを溜め込まないようにするのは難しいですよね。

なので、まずは大きな改善よりも小さなことから。

ほんの少し早くベッドに入ってみたり、仕事帰りに気になるお店に入ってみるくらいのことでもリフレッシュになりますよ。


なんでも選べるこの時代に、間違いがちなスキンケア


肌荒れを改善してくれるスキンケア化粧品は数だけが毎日増えて乱立しています。

強いキャッチコピーに長い横文字、どれがいいのかよく分からないまま買い続けている人も少なくないでしょう。

しかし、スキンケア化粧品より先にもっと大事なことがあります。



それは自分の肌の状態、そして荒れの種類と原因を把握することです。

良いスキンケア化粧品は世の中にいくつもありますが、それは全ての人に効果を示すわけではありません。

なんでも選べるこの時代だからこそ、
「あなたに合うスキンケア」を見つけられたら良いなと思います。

この記事がそのお手伝いをすることが出来れば幸いです。


ここだけ押さえれば大丈夫♪

  • 肌のバリアは乾燥に弱いので注意!
  • 自分の肌荒れの原因を知ることが改善の近道
  • 化粧品の使い方は「優しく」「丁寧に」
  • 肌とメイク道具は「清潔」に
  • 洗顔もスキンケア化粧品も「やさしい」ものを選ぶ
  • オススメは肌に合わせて選べるビーグレン

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