
【乾燥しがちな肌もしっかり保湿】ワセリンを顔に使ってスキンケア!?使い方の疑問や注意点をまとめました。
ドラッグストアなどでも手に入れることができるワセリン。
実はワセリンは顔の保湿、スキンケアとしても使うことができるんです!
そんなワセリンの効果や使う時の疑問・注意点などをまとめました。
目次
ワセリンは顔にも使える保湿剤
ワセリンは石油を精製し作られた保湿剤。
丁寧に精製され不純物の少ないワセリンは安全性が高いのが特徴です。

皮膚科でアトピー肌の方、小児科で赤ちゃん向けに処方されたりもしています。
ワセリンは乳液・クリームの代わりにもなる
ワセリンの原料である石油つまり油というと、乳液やクリームを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?
- ワセリン
- 肌表面をカバーする。肌には浸透しない
- 乳液・クリーム
- 油分だけでなく美容成分なども配合。肌へ浸透する
乳液やクリームは肌に良いとされる成分が含まれているぶん、その成分が刺激になり肌荒れを起こすことも。
ワセリンは肌へ刺激となる成分が含まれていない、肌にやさしいスキンケアとして活躍してくれるんです。
ワセリンの主な効果5つ
元々保湿のイメージが強いワセリン。
しかし、保湿だけでなく他にもこんな効果があるんです。
- ワンポイントメイクのクレンジング
- 化粧下地にもなる
- 乾燥ニキビにも◎
- 部分的なメイク直しに使える
- 肌断食のおともに
いろいろな場面で使えるのってとても便利ですよね。
ワセリンが「コスパの高い美容アイテム」と呼ばれる理由でもあります。
ワセリンの種類
「ワセリンは顔にも使える」「いろいろな効果がある」
と紹介してきました。
けど、気を付けたいのは、どのワセリンでもいいわけではないこと。
ワセリンには種類があり、純度の高さによって4つに分けられます。
- 黄色ワセリン
- 白色ワセリン
- プロペト
- サンホワイト
それぞれの特徴を見ていきます。
黄色ワセリン
ワセリンの中でも有名で、パッケージを見たことがある人も多いはず。

《ヴァセリン》とも呼ばれていますが、一番純度の低いタイプのワセリンになります。
不純物も含まれているので、敏感肌の方は刺激を感じることもあるので注意が必要です。
- ♦おすすめポイント♦
- ・お手頃価格で続けやすい
・普通肌の方なら使いやすい
白色ワセリン
黄色ワセリンの純度を高めたものが、白色ワセリン。
ワセリンと言えば、一般的には白色ワセリンのことを指します。

日本薬局方の規準をクリアして、医療機関でも白色ワセリンを使うことが多いんです。
- ♦おすすめポイント♦
- ・敏感肌の方や赤ちゃんでも使える
・アトピー肌でも安心
ただ、黄色ワセリンよりお値段が高めです。
プロペト
白色ワセリンの純度をさらに高めたワセリン。
眼科でも治療の際に使われるくらい低刺激・高品質なんです。

- ♦おすすめポイント♦
- ・目や口回りのデリケートな部分の乾燥対策に!
サンホワイト
プロペトよりもさらに純度の高いワセリンが、サンホワイト。

引用:Instagramより、かどまゆさんの投稿画像
※ご本人の許可のもと掲載しています。
少量でも伸びがよく、塗った後のベタベタも感じにくい。
白色ワセリン・プロペトでも刺激を感じる人のためのワセリンです。
- ♦おすすめポイント♦
- ・ひどい乾燥肌、肌の弱い乳幼児など、どんな肌にでも使える
【まとめ】ワセリンの種類
ワセリンは純度の高さで種類分けされていて、
サンホワイト>プロペト>白色ワセリン>黄色ワセリン
と左側に記載されているものほど純度が高くなります。
そのぶん生産にコストがかかるため、価格が高くなることも知っておきたいポイントです。
ワセリンを顔に塗るときのポイント
顔の保湿のためにワセリンを使おうと思っている方も多いはず。
そんな時、押さえてほしいポイントは2つ。
- 少し多めに使うようにする ワセリンは油分ということもあり、ベタつきを気にするあまり少量しか使わない人も多いんです。
- 肌にのせる前に手で少し温める 伸びが良くなるので、使い過ぎによるベタつきも防げます。
しかし、少量だと満足のいく保湿効果は得られません。
少し多めに使い、そのあと余分なワセリンをペーパータオルなどでふき取るようにしましょう。
化粧下地をワセリンで
肌を化粧水や保湿美容液で整えたあと、手や顔が湿った状態でワセリンを少量手に取ります。
量は小粒1粒程度。

手の平でしっかり伸ばし、顔全体を両手で包みこむようにハンドプレス。
数分後、驚くほどサラサラな仕上がりになっています。
いつものファンデーションやお粉が、ピタッと肌に密着するためメイク崩れの心配もありません。
乾燥ニキビケアをワセリンで
いつものスキンケアの後に、米粒程度のワセリンを塗り込み、水分の蒸発を防ぐことでニキビケア。

・夜に塗り込み、翌朝しっかり落とす
・炎症ニキビには使わない
乾燥ニキビに使う際は、この2点を守るようにしましょう。
流行りの肌断食にワセリン
肌本来の力を戻すことができる肌断食。
最近はプチ肌断食などもあり、比較的取り入れやすいものとなっています。

肌断食とは、普段使っている化粧品等をすべて止めるというスキンケア。
その間のスキンケアは、ぬるま湯洗顔のみ。
ぬるま湯洗顔のあとに、少量のワセリンを良くのばし使っていきます。
週末だけ肌断食をしても効果を実感することができますよ♪
ワセリンの疑問・注意点
「キレイな落とし方は?」「ワセリンのせいで日焼けするって本当?」
など、ワセリンにまつわる疑問や注意点をまとめました。
キレイな落とし方は?
お湯や石鹸で落とすのがお手軽でカンタン。
けど、どちらでも落ちない場合は、クレンジングオイルを使いましょう。
同じく油でできているため、なじませるとワセリンが浮き上がり(乳化し)スルっと落とせますよ。
ワセリンのせいで日焼けするって本当?

現在のワセリンではあまり起らないそう。
ただ、絶対にしないとは言い切れないので、出かける時にはワセリンの後に日焼け止めを塗るようにしましょう。
ワセリンはくさい?
純度の低いワセリンや品質の悪いものはニオイを感じることもあります。
けど、基本的には無臭なので、接客業や飲食業の人でも安心して使えますよ。
ただし、開封してから時間が経つと酸化しニオイを発する場合があるので注意。
副作用はあるの?
元々が油なので、ニキビができやすくなる場合があります。
オイリー肌で使いたいと思っている人は、使用量に注意が必要です。
唇(粘膜)に使っても大丈夫?

白色ワセリンやプロペト、サンホワイトなどは医療機関での治療でも使われるくらい安全。
もちろん唇に使っても大丈夫!
むしろ、リップクリームの代わりになったり、リップを落ちにくくする効果もあるんですよ♪
ワセリンを顔に使ってしっとり肌に♪
ワセリンは乾燥をはじめ、いろいろな肌悩みに働きかけてくれるアイテム。

冬だけじゃなく夏も乾燥する時代。
ワセリンの使い方、注意点を知って、乾燥知らずのしっとり肌を目指しましょう。
ここだけ押さえれば大丈夫
- ワセリンは石油からできた保湿剤
- 保湿以外にもこんな効果が
└クレンジング
└化粧下地
└乾燥ニキビに
└メイク直し
└肌断食に - ワセリンの種類は4種類
- 高品質なサンホワイトがオススメ
- 使う時は使用量に注意!